農薬は使わない方がいいというのはわかるけど  無肥料にしたいのはなぜ?

 戦後 農薬が普及したことで 現在では 農薬を使うのが当たり前。 農家も 悪いのは知っているけど 農薬を散布しないと (商品になる)作物ができないと考えているようです。

なので 私が 木村秋則さんの 「奇跡のりんご」に憧れて 無農薬で しかも 無肥料で 桃を育てたいと言った日 家族は 「そんなことできるわけがない」と言いました。 もちろん 農家の大先輩方からも 同じ意見が返ってきました。

実際 やってのけている人が存在しても 「できない」と思うのはなぜだろうと 考えたこともありました。

私の勝手な推測ですが 戦後 何十年も 農薬を使用した農業が営まれてきました。そうしているうちに 農薬は 使って当たり前の存在になったのではないかと思うのです。

そう 肥料を与えるのが当たり前と感じるように 農薬も 少しなら与えても当たり前という価値観になっているんだと思います。

 現在 「安全」と言われる野菜や果物のほとんどは減農薬・低農薬のものになります。

JAS有機は 無農薬ではありません。 21種類以上の農薬の使用が許可されています。 極端な話 許可された農薬であれば 何回散布しても JAS有機になるそうです。 変な話ですよね。

 作物を育てたことのない方からすると 「農薬をしないと そんなに 育てるの難しいの?」と思うかもしれませんが 農薬を 3割減らして 作物を育てることにさえ 並々ならぬ努力をしなければいけません。そのくらい 作物を育てるのに 農薬を減らすということは難しいことのようです。

現在 本当に 「無農薬」という作物がどのくらい存在するのでしょうか? 本当に 極々 一部だと思います。

なぜ 農薬が必要か?というと それは 肥料にあるというのです。

木村秋則さんの講演会でもお話があったのですが 野や山の木々は 肥料を与えられていなくても 元気に育ちます。そう あの記憶に新しい ど根性大根などは アスファルトの隙間に生えました。

肥料を与えると 窒素が過剰になり その過剰な窒素分に 虫は寄ってくるのだそうです。 肥料をあげると 窒素が過剰になり 農薬をかけないといけなくなるという環境が出来上がってしまうと言うわけです。

もう一つ 問題があるのは 窒素が過剰になると 植物自体も窒素過剰状態の植物が育ちます。植物が吸収した窒素の状態を「硝酸態窒素」というのですが これが あまりよくないようです。うまく説明できないので 無肥料栽培さんのサイトの文面を引用させていただきます。(許可済み)

 「硝酸態窒素」---------------------------------------------------------------------------------------

硝酸そのものは無害ですが動物体内に取り込まれ ると還元作用によって有害な亜硝酸へと変化します。亜硝酸態窒素は血液中のヘモグロビンと結合し、血液は正常な酸素運搬機能を失い(メトヘモグロビンの生 成)、極度の酸欠状態と呼吸作用の阻害へと導く事になります。アメリカで新生児の突然死の原因として問題化したブルーベービー症候群(チアノーゼ現象)は これにあたります。

また、亜硝酸は体内のアミンと結合し、発癌物質であるニトロソアミンを生成するとも言われています。

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 それから 有機栽培にありがちなのが 牛や鶏の糞を利用した肥料を施すと言うことです。これについても 無肥料栽培さんのサイトから文面を引用させていただきます。


「畜糞尿由来堆肥の危険性」-------------------------------------------------------------------


特に未完熟の堆肥の投入は土壌中の窒素の過剰蓄積を招き、農産物中の硝酸態窒素が高くなるという危険性をもっています。そのほか、畜産糞尿堆肥のもつ問題点をあげてみます。


  • 完熟堆肥でも溜まる過剰成分

    有機物の連用による養分集積の実態が調査され,乾燥豚ぷんを10年間にわたって多量に連用すると,土壌窒素を顕著に富化し,地下水への環境負荷が懸念されることが示された。またその過剰養分は作物と土壌に様々な生育障害をもたらす事が明らかになっている。(農林水産研究文献解題No.21環境保全型農業技術 農林水産技術会議事務局編)

  • 塩類障害・・・家畜は動物です。塩なしでは生きられません。当然堆肥の中には濃い塩分が含まれています。少量の塩分なら害にはなりませんが、長年施用を続ければ土壌は残留塩素・塩類による障害を起こします・・・塩類による砂漠化

  • 薬 毒・・・日本の家畜は抗生物質をはじめとする多くの薬によって育てられます。その薬物は糞尿によって排泄されます。その排泄物を濃縮したのが完熟堆肥です。長年入れ続けると、土壌は化学薬毒でいっぱいになります。

    家畜飼育時に使用された各種ホルモン剤は、微量なりとも食肉に残留するとともに、糞尿にも含まれているおそれがある。乳牛にしようされているといわれる、遺伝子組み換え技術で作られたBSTという女性ホルモンを 牛に投与すると1.2倍の搾乳量が得られる。それは、家畜の中枢神経が麻痺するため、多量のエサを食べるようになり、通常より成長が大幅に早まるという。 しかし、それが残留した食肉を多く食べた人には、ホルモン異常が発症し、女児(小学生低学年以下でも)の早熟化(乳房の発達、異常に早い生理)や男性の性 器機能の低下などが起こることが実際おきている。

    参考サイト→家畜の餌を検証するhttp://www.jazzmens.net/vegetarian/talk7.htm



  • 耐性菌・・・

    動物体内に入った様々な薬は体内で複合的に反応を起こし、発ガン性物質を形成する恐れがあります。また、抗生物質の大量投与によって動物体内では耐性菌が次々へ増殖していると言われています。(これは人間も同じこと)。耐性菌は、食肉や農産物から食事を通じて人間へ伝達します。

    代表的な耐性菌には、院内感染で問題になっているMRSAがありますが、これだけで年間2万人が亡くなっています。そして動物に使用される抗生物質によって増え続けている耐性菌はこれよりはるかに種類と量が多いのが現実です。


  • 雑草種子・・・堆 肥の発酵時に高温で発酵できたものは飼料の雑草種子は死滅しますが、発酵温度が低い場合にはそのまま雑草種子が生きた状態で残ります。特に家畜の飼料は輸 入に頼っているものが多く、その中には日本にもともとない種類の草がほとんどであり、その種が畑で芽吹き、成長していったら、周辺の自然生態系を大きく崩 してしまう危険性が大きい。現在の日本では、それらのものを帰化植物と呼び、在来の自然生態系バランスを大きく崩している。

    参考サイト→外来生物法http://www.env.go.jp/nature/intro/

 

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自然農法について 無肥料について いろいろ勉強していくと 農薬のみならず 肥料も恐ろしいと感じたのです。

参考サイト

無肥料栽培 http://www.h3.dion.ne.jp/~muhi/

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