無肥料の桃を育てています。

あらかわの桃、和歌山県の桃の通販 販売 |籔本畑下農園

  • 肥料を辞めるきっかけになったこと

  •  農薬は 体に悪そうなイメージですが 肥料に関しては 与えるのが当たり前という考えの方が浸透しています。 そして 農家にとって 収穫物は 生活の糧になります。失敗は許されません。肥料を与えないなどとは あり得ない話です。

     私たちも 最初は 「肥料を与えない」 ということに すごく抵抗を感じていました。

    NHKで 奇跡のりんご農家 木村秋則さんが 無肥料無農薬で りんごを 30年以上育てているとテレビで見ても自分は実践しようとは思いませんでした。

    ある日 決意した日がやってきたのでした。

    それは 2007年度 ちょうど 収穫を終え、お礼肥というものを まさに 与えるために 桃畑におりました。

    「こんな 臭いものが 本当に 畑にいいのだろうか」

    疑問がわいてきました。 

    堆肥は 完熟まで発酵が進んだものは畑にいいと有機農業の世界の方にご指導いただいたことがあります。

    しかし 購入した肥料は ちゃんと完熟になっているのだろうか? 
    動物性のものが肥料に含まれているが その動物はどんな環境で生きていたのだろうか?
    どんな食べ物を与えられていたのだろうか?

    人工的な肥料は 本当に 必要なのだろうか?

    そして 2007年から 肥料を与えるのを辞めたのです。

  • 無肥料にしてからのこと~草生栽培~

  • 同時期に 炭素循環農法 を提唱している小林氏とご縁があり、2007年度に 試してみました。
    (炭素循環農法のHP http://freett.com/tenuki/etc/home.html)

    菌床(しいたけ)を畑にまくという方法です。菌床は 良質な木を使用していて なおかつ EM菌を利用した栽培をされている農家さんとご縁があり 使用済の菌床を分けていただいておりました。

    土の状態が とても よくなったように思います。地力を回復を助けているという感じはありました。

    でも この方法を続けようとは思いませんでした。その理由は 「自然に近い形で育てたい」ということからは 不自然だと思ったからです。

     

    麦や ヘアリーベッチの種も播いてみました。これも 一度だけで 続けませんでした。

    何かと播くということに 不自然さを感じたからです 。

    それからは 畑に 自生する雑草を 伸ばせるだけ伸ばして 刈り取っています。刈り取り後の草が肥料の代わりをしてくれています。

    いわゆる 「草生栽培」です。雑草の根の周りには 土を肥やしてくれる微生物の住みかとなっていると思います。

    干ばつが続いても 下草があると 露が残り、地面の水分の蒸発を防いでくれます。

    自生する雑草の種類も 変化があり 土の状態の参考にしています。

  • 植物ホルモンの働きを考えて

  • 2008年に 道法正徳先生(ペンネーム 川田健治先生)との出会いがありました。
    (道法先生のホームページ http://greengrass.co.jp/index.html)

    道法先生が提唱する 植物ホルモンの話を聞き、衝撃を受けました。

    「 植物には 悪環境にも耐えれるように体内でいろんなホルモンを作り出しています。例えば 植物の種は寒い冬の間は絶対に発芽をすることがありません。それは 発芽しても生きていけないことを知っているからです。そして 春になり気温が上昇すると根を出して発芽します。植物ホルモンの働きで 冬眠と発芽をコントロールしているのです。植物は必要以上に水分を吸収しないという能力が備わっているのですが 過剰なチッ素成分は植物ホルモンの働きを狂わせます。そのため、チッ素成分の多い畑では水分を過剰に吸収してしまうということも起こりうるのです。 」

    植物ホルモンの働きを考えながら進めていく 切り上げ細部剪定もご指導いただきました。

  • 実践して確かめての繰り返し

  • 減農薬をされている農家さんは 何件かありましたが、桃源郷があるくらい町をあげて桃の栽培にとりくんでいますが、500軒近い桃農家があるなかで、肥料を施さないなんてことを試す人間がいなかったので、すべてのことが初めてでした。

    みんな、心配してくれ、いろんなご指導をくださいました。

    籔本畑下農園では 無肥料にすることにより、養分がキュッと詰まったような桃が実るようになりました。

  • 目指せ!自然栽培の桃

  • 減農薬桃(9割減)

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