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籔本畑下農園は 和歌山県紀の川市桃山町にあります。
すごく長い名前なので よく 「籔下さん」や 「籔畑さん」と 間違えられます。
覚えてもらいたいなら わかりやすく 短い名前の方がいいよと アドバイスをいただいたりします。
でも この「籔本畑下農園」というネーミングには理由があります。
収穫のプロ ちかひろさんと えっちゃんは一人っ子同士で 結婚してしまいました。現在 おじーちゃん おばーちゃんも 80歳。4人とも 健在です。両家とも 1代で築いた農園です。しかし 現役時代ほど 農業をパワフルにできなくなりましたが 「籔本家」 「畑下家(えっちゃん旧姓)」2件分を 家族で力を合わせて がんばっています。「籔本」も 「畑下」も存続していきたい そんな理由で 「籔本畑下農園」は 生まれました。



籔本畑下農園は 専業農家ではありません。兼業農家なのです。1代目は 両家とも専業で築き上げましたが 2代目の代になり 専業では生活ができず やむなく 2代目も 兼業の道を歩みました。
3代目 しゅうやは 私と 結婚当初は 農業をしておりましたが 子供が生まれ 家族のために 兼業の道へと歩んでくれています。
兼業農家は 専業農家より こだわっていないんじゃないの!?
そういう声が聞こえてきそうですが、
現実問題 1代目がなんとかつなぎとめてきた農園は 桃を育てれば育てるほど 赤字という経営状態でした。 現在 日本の農家のほとんどが 同じような現状にさらされています。
私たちは 専業農家に負けないくらいの自信があります。
それは 「志」があるからです。

皆さんは 農薬を使用したことってありますか?農薬を飲むとしんじゃうんですよ~(怖)
私の実家は 商売をしており 結婚するまで 農業とは無縁の家にいました。
初めて 農薬を使用した消毒を経験したときは つらかったです。
まずは「農薬のにおい」です。 なんとも 悪臭。 タンクを何度も洗ってもにおいは取れません。
中には目に入ると とても しみたりします。
だから 必ず カッパを着用し 農薬専用のマスクをして行います。
(マスクをしても においが入ってくる農薬もあります)
そんな農薬を 収穫するまで 何十回とするんですよ。
私たち 育てている者にとって 農薬は体に悪いものですが その農薬が土にしみわたり それを 木が吸い上げることもあると思うのです。
果実によれば ホルモン剤(成長ホルモン)に漬け込んで 実を太らす果実もあります。
(桃は違います)
栽培しているところを お客様がみることができたらと いつも思うのです。
私も 自分が経験するまで 農薬のことなんて 気にも止めていませんでした。
肥料についても 考えました。
化学肥料は 環境に良くないということは 知っていましたが 有機肥料はどうでしょうか?
牛糞 鶏糞 その牛や 鶏は 病気にならないように また 早く大きくなるようにと 薬を飲まされていると 以前 TVなんかで報道されていたのをみたことがありますが その糞尿は安全なのでしょうか?
今は たくさんの疑問が 心の中にあります。
いろんなことを知っていくと これからの未来を担っていく子供たちには 安全な作物を食べさせたいなぁと思いました。


2007年 夏 あるお客様が 1冊の本と りんごジュースを持って 籔本畑下農園 直売所に 桃を買いに来てくれました。
1冊の本は 青森県で りんごを育てられている 木村秋則さんの本 「自然栽培ひとすじに」と 木村秋則さんの 超レアなりんごジュースでした。
そのお客様に 木村秋則さんのことを いろいろと話してくれました。私たちは ちょうど NHKで放送された プロフェショナルXに出演されていた 木村秋則さんの放送をみたばかりでした。
私たちは たちまち興味をもち 本を読み 数ヵ月後 木村秋則さんの 講演会が 和歌山県南部町であるという情報が飛び込んできて 私たち 桃レンジャーはもちろん 参加しました。講演会の後 木村秋則さんともお話しすることができました。
肥料も農薬も施さなくても りんごができる。
実際 木村秋則さんの りんごを食べましたが 本当に 美味しい。りんごの芯がないんです。びっくりました。これが 本当に 肥料も 農薬も施していないりんご!?と驚きでした。本当に奇跡のりんごでした。
木村秋則さんの 「奇跡のりんご」のような 桃を育て_たい
そう思ったのです。





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